京都の紫野にある今宮神社さんに少し遅めの初詣にお参りいきました。 この近くには私が２０年お世話になっている床屋さんがあるのですが、今宮さんまで足を伸ばすことはありませんでした。 最近は”玉の輿神社”として、女性に人気のパワースポットになっているそうですが、お正月とも重なってかたくさんの女性がお参りに来られていました。 境内には阿呆賢さんとよばれる占い石があり、長い行列が出来ていました。私は並ぶのが苦手なので、神殿でお参りを済ませた後、お目当ての珍しい御朱印を頂きました。こちらの神社では見開き２面の御朱印を頂くことができ、今回は和歌を書いた御朱印を頂きました。 その後は参道に戻り、もう一つのお目当てのあぶり餅を食べに行きました。 太鼓橋を渡り参道に戻るとあぶり餅のお店が向かい合わせに２件あります。左側のお店のかざりやさんに入り、寒いので店内の暖房の近くの縁台に案内して頂き、さっそくあぶり餅を注文しました。待っている間も店内には餅を焼く香ばしい香りが漂い食欲をそそります。運ばれてきたあぶり餅は、一口大の焦げ目のついたお餅が串に刺ささり、白味噌仕立ての甘い餡が上に掛っていて、それに急須に入ったお茶がお盆に載っていて、江戸時代の旅人の休み処といった雰囲気です。 一口大の餅は焼き目が香ばしくほんのりと甘い餡とのバランスが最高で、お皿に１５本あったあぶり餅は、あっという間に無くなってしまいました。お土産に持って帰られる人もいるようですが、時間が経つとお餅が硬くなってしまうそうで、賞味時間はたいへん短いようです。この縁台で食べるのが美味しい食べ方のようです。
リウキチ (50代男性) 2017年1月15日
玉の輿からスイーツまで (今宮神社 京都市北区)関連ページ
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