養源院
京都府京都市東山区三十三間堂廻り町656
養源院記事一覧
かれこれ10年前、美術鑑賞の好きな私は、俵屋宗達の絵画を見たくて、これだけのために京都一人旅をしました。いまだに強烈なインパクトを忘れられません。 そこは養源院というお寺で、宗達の描いた作品がいくつも展示されていました。板張りの襖に紙を使わず、ザッと動物たちを描いた感じです。 あるいは唐獅子が逆立ちのポーズを決めて、じっと見つめてくる印象です。別のところでは、白いゾウがムチムチのお尻を振ってポーズ...
三十三間堂の向かいにある養源院。門の前には「桃山御殿血天井」と墨で書かれた立て札があり少しおどろおどろしい。中に入っていくと襖が見え、そこで拝観料を払った。するとそのまま奥へと案内されお寺の人の説明が聞けることが分かった。俵屋宗達の描く襖絵、麒麟、白象にはそれぞれ物語があり、説明を聞くことで襖の配置などの意味に気が付くことができた。また立て札に合った血天井も説明があることでなぜ血が付いているのか、...