管理人の妙法山 星谷寺 星の谷観音参拝記
坂東三十三所観音霊場8番札所 妙法山 星谷寺の観音様は、星の谷観音と親しまれているようですが、聖観世音菩薩です。管理人が参拝したのは、2018年 平成三十年十月二十九日です。
その前に7番札所 金目山光明寺 金目観音に参拝し、車で移動しました。時間にしては五十分弱というところでしょうか。
星谷寺は、しょうこくじ と読むそうです。星の谷観音は、ほしのや です。ほしのたに ではないそうです。読みはなかなか難しいです。
行基菩薩が自ら聖観世音菩薩を刻んだと伝えられます。
駐車場に入ると、仁王門はなく、すぐに仁王像と対面します。
梵鐘もすぐ目に付きます、重文です。全国に現存するものでは五十番目の古さ。関東以北では2番めの古さと解説にありました。
管理人は、50番目とか、2番目とかには驚きませんでしたが、驚いたのはランキングそのもの、つまり古さのランキングが50番目までちゃんと研究整理され公開されていることです。学者さん達の積み重ねですよねぇ。
現存ですから、この先発掘の新発見とかで順序の入れ替わりはないんでしょうね。考えられるのは新資料の発見で製作年代が違うことがわかるといったことでしょうかね。
梵鐘をすぎれば本堂まで平で真っ直ぐな参道です。坂東三十三所観音霊場には、けっこう急な階段とか坂道もありますので、ここまで平らだと意外な感じすらしてしまいます。
本堂での参拝後に、納経所へ。御朱印の志納は自動販売機でした。
管理人が参拝した日は、他に2組くらいした寺内で見かけませんでしたし納経所は管理人だけ。自動販売機を設置する意味がないように思えましたが、きっと混雑して大変な日もあるんでしょうかねぇ・・・。
寺内には、星の井戸など、七不思議があるとのことでしたが、あまり興味をそそられず、ほぼスルー。
例えば、昼でも星が写る井戸・・・と言われたら、管理人は、嘘だぁ・・・とか思いつつ、見えないことを確認するために、覗いてみると思います。星ではなく何か他のものが星に見えるような現象があるかもしれませんしね。鳴き龍だって龍の鳴き声じゃないとわかっていても、それらしい残響音で、おぉとか喜んじゃいますしw
でもね、フタをされちゃあ、覗くこともできないです。でも井戸ですからね、監視なしだと、子供でも落ちたら危ないですから、フタをするのは理解できます。理解はしていますが、面白みはありませんよね。何も見えないとわかっていても覗いてみたいです。
あ、解説には、「昼でも星が写って見える」とは書いていません。「昼でも星が写って見えるという言い伝えがあります」と書いていますw
さて、次の9番札所 都幾山慈光寺 なのですが、場所は埼玉県比企郡ときがわ町です。神奈川県座間市からですから、圏央道を使ってもかなりの距離となります。
管理人は、北に向かて自動車で走り出しましたが、途中で諦めました。この時間だと9番札所 都幾山 慈光寺には間に合うでしょうが、他の埼玉県の札所を廻る時間はないでしょう。それだったら別の日に、9番札所 都幾山 慈光寺からスタートして、埼玉県の他の札所も回り終わるほうがいいと考え直したからです。
今日はここまで。
基本情報
坂東三十三所観音霊場 8番札所
妙法山 星谷寺 しょうこくじ
星の谷観音
聖観世音菩薩
真言宗大覚寺派
神奈川県座間市入谷3-3583
障りなす
迷いの雲を
吹き払い
月もろともに
拝む星の谷