妙本寺
妙本寺
神奈川県鎌倉市大町1丁目15-1
妙本寺記事一覧
鎌倉駅から若宮大路に出て、少し歩いて鎌倉郵便局の角を曲がり、さらに道なりに歩くと妙本寺の総門があります。住宅地の中に古い木造の門だけがあるような佇まいです。門をくぐった先には参道がありますが、その両側にも住宅が立ち並んでいました。一体どこまでが公道で、どこまでがお寺の土地で、どこまでが住宅なのかという、ちょっとした疑問が頭に浮かんだくらいです。少し進むと参道が二股に分かれていました。左側は蛇苦止堂...
方丈門をくぐり、石段を上がるとその先が本堂です。本堂では修行が行われていたようで、経を唱える声が聞こえました。私はなるべく音をたてないように気を配りながら、賽銭をあげてお参りしました。本堂にお参りした後は、境内奥の祖師堂に向かうことにしました。本堂の横には歴代廟と鐘楼がありましたが、参拝者の立ち入りができないようになっていました。鐘楼を過ぎると、二天門に着きました。ここで方丈門の右側の石段と合流し...
次に目についたのは、一幡之君袖塚です。周囲を竹垣で囲ってあり、その中に供養塔や卒塔婆、石碑などがありました。比企の乱でわずか6歳の命を終えた一幡之君の小袖を、800年以上たった今でも丁寧に供養している様子には、ただ感服させられるばかりです。奥の方に目をやると、比企一族の墓があります。しかしながら天気が悪く、足元の状態も悪かったので、あまり近くには寄れず、少し遠くから眺めるだけになってしまいました。...
祖師堂にお参りした後は、左側の石段を上って源よし(女偏に美)子の墓へ行ってみました。石段を上ると高台に墓地があり、奥に進んでさらに小高くなったところに墓があります。こちらも没後800年ほど経つにもかかわらず、一幡之君袖塚と同様にきちんと手入れされていて、新しい花が供えられているところにとにかく感心しました。さらに上村彦之丞海軍大将の墓にも寄ってみました。こちらは別の高台にあるため、源よし(女偏に美...
その後は二天門を出て石段を下り、蛇苦止堂(じゃくしどう)へ向かいました。方丈門から境内に入った時とは違う道を通ったことになります。参道とその両側に生えている木々が、小雨に濡れてなかなか味わい深い光景を作り出していました。蛇苦止堂は古く小さなお堂で、妙本寺の鎮守、蛇苦止明神(じゃくしみょうじん)を祀っています。方丈門から蛇苦止堂にかけての一帯には祠や鳥居が見られ、いかにも鎮守らしい雰囲気が漂っていま...
鎌倉に旅行に行った時に小町通りの人力車に乗りました。その人力車のお兄さんに勧めてもらったのが妙本寺です。ガイドブックにも小さいですが載っていました。鎌倉駅からも10分もかからず行けますので行ってみました。途中おしゃれな建物があり、何かなと見てみると幼稚園でした。幼稚園を越えて妙本寺につきましたが、ガイドブックに載っているのにも関わらずあまり人気がない・・・空気が澄んでいて気持ちが良いので、椅子に座...