明月院

明月院

明月院
神奈川県鎌倉市山ノ内189


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明月院記事一覧

円覚寺を出て明月院に行く前に、ランチを取ることにしました。北鎌倉は鎌倉駅周辺に比べると飲食店がずっと少ないですが、「鉢の木」「鎌倉五山」といった有名な店があります。ただそういった店は全般的に価格が高いです。もっとリーズナブルに食事をしたいと思って、円覚寺から鎌倉駅の方向に少し歩いたところにある店で、うどんを取ることにしました。北鎌倉でのランチといえば、こんな思い出があります。ずっと前、ビーフシチュ...

ランチの後、あじさい寺として知られる明月院へ向かいました。店から鎌倉駅の方向に線路沿いをしばらく歩き、踏切のそばで左に曲がり、「明月院通り」と呼ばれる通りに入ってまたしばらく歩くと、明月院に到着します。明月院通りは乗用車が何とかすれ違える程度の細い道ですが、そのような道にお寺の名前を冠しているあたりに、明月院の知名度の高さがうかがえます。明月院に着くと、拝観料を支払って境内に入りました。まず立ち寄...

次は桂橋と呼ばれる木の橋を渡って、アジサイが多く生えているところへ向かいました。私は明月院のアジサイがどんな様子なのか、とても興味がありました。というのは、自宅の近くの遊歩道に沿ってたくさんのアジサイが植えてあり、私はそのアジサイをほぼ毎日見ているからです。自宅の近くのアジサイは、大人のひざ丈くらいに短く刈り込まれて冬を越します。そして2月後半から3月にかけて新芽をつけて、その後ぐんぐん成長し、花...

次に向かったのは「やぐら」です。やぐらは岩石の側面に穴を掘った洞窟です。鎌倉に多く見られ、墓所として用いられたほか、仏像を安置したり、貯蔵庫として用いられたりしたようです。明月院のやぐらは、壁面に如来や羅漢が浮き彫りにされていて、宝篋印塔(ほうきょういんとう)や香炉が安置されています。さて、この「やぐら」に近づいた瞬間、背筋が凍りつくようなものを感じました。不慮の死を遂げた人の霊とか、怨念のような...

開山堂や瓶の井で少しほっとしたところで、本堂に向かいました。明月院は臨済宗建長寺派のお寺ですが、四季折々の草花が境内を彩っているので、他の禅寺にはない柔らかい雰囲気があります。とはいえ本堂と、その前にある枯山水の庭はきちんと整えられていて、いかにも禅寺らしいです。押さえるべきところはきちんと押さえている―そんな感じがしました。そして山門を出て、竹がたくさん植えてあるところへ向かいました。竹林のとこ...

ホームページで見た円窓が素敵で訪れる事にしました。JRの北鎌倉駅から風情のある住宅街を疏水沿いに少し歩くと正面に見えてきます。拝観料を払う小屋の手前左の橋には石で出来たうさぎと亀が。かわいらしい気分のまま境内に入ります。紫陽花で有名だそうですが時期が全然違うのでほぼ見られず。ところどころに竹を細工した花器に花が活けてあったりするのが素敵な感じです。ほぼ奥に行きついた場所に目当ての円窓のある建物があ...

森林インストラクターの講師と、生徒十数名の集団で行きました。新緑の季節にはまだ早いものの、境内には木瓜、椿、ヒュウガミズキ、レンテンローズ(12月ごろに咲くクリスマスローズに似ているが、レンテンローズは花の時期が2月から4月と遅い)などが咲いていて、さらに他の花がところどころに生けてありました。境内を散策していると、早春を実感できます。クリスマスローズやレンテンローズについて「いわば異教の花だが鎌...

北鎌倉から歩いて10分くらいのところにある明月院です。見頃を迎えた6月中旬、思い立って一人で見に行きました。平日でしたが、駅から明月院まではそぞろ歩きでした。順路を進みながら見ていきます。明月院には至るところに水色の紫陽花が咲いていて本当に圧巻です。特に、参道を挟んだ左右両側の紫陽花は見事です。境内は所狭しと紫陽花が何千株も咲いているので、白、水色、ブルー、紫などそれぞれの紫陽花が楽しめました。見...

梅雨の時期になったので、紫陽花を見に神奈川県鎌倉市にある明月院(あじさい院)に行ってきました。紫陽花は院内のいたるところに咲いており、色も青や紫、赤紫と色とりどり。一番奥に方丈があるのですが、そこに行くまでの山道あり、その両脇にはたくさんの紫陽花が出迎えてくれます。院内も広く、少し迷路みたいな感じになており、散策するのも楽しいかもしれません。そして奥の方丈の中には丸窓があり、その丸窓から庭園が撮影...

大学生の時にサークルのレクリエーションで鎌倉散策をしました。北鎌倉から鎌倉へと抜けるルートだったと思われますが、いくつか見た寺院の中でも、この明月院は紫陽花の花で有名なだけあり、古風ある佇まいのお寺でした。苔も生えていて、お墓の方を見まわしてみたらなんと、古寺巡礼の作者である和辻哲郎が眠っていました。こんなところに和辻哲郎が眠っているなんて!と思わず声を上げて叫んでしまいました。自分自らが発案して...