筑波山 大御堂

筑波山 知足院 中禅寺 大御堂の参拝記

 

筑波山 知足院 中禅寺 大御堂 へ参拝したのは、平成30年 2018/11/26です。
茨城県桜川市の24番札所 雨引山 楽法寺 雨引観音から、車で訪れました。
筑波山をのぼってく山道でしたが、21番の八溝山 日輪寺に比べるとそれほど細い道ではなく怖さはありませんでした。

 

筑波山 知足院 中禅寺 大御堂や筑波山のロープウェー、そして筑波神社のあるエリアにつくと、なんとも雑然とした雰囲気です。あちこちの旅館や飲食店が、うちに車を止めろと誘導しようとします。有料です。食事をすれば無料になるとも書いていません。交渉すれば無料になるのかもしれません,別に食事はいらないし、この手の観光化されたところのお土産もほしくありません。嫌な感じだなぁと思いながらも前の車の速度にあわせて徐行していましたが、大御堂がわかりません。それらしい看板や案内がないのです。近寄ってくる呼び込みの一人に、坂東三十三所観音霊場 の納経帳を示し、大御堂はどこかと聞くと、「うちのすぐ近くだ、止めて行け」といいます。気が進まないながらため息をついて駐車することにしました。
たしかに、知足院 中禅寺 大御堂は、それほど遠くありませんでしたが、よくみると近くに筑波神社の駐車場もり、わざわざあのお店に止めるメリットは皆無です。まあいいや、この駐車場を探し出す手間が省けたんだと前向きに考えておくことにしました。

 

肝心の筑波山 知足院 中禅寺 大御堂ですが、建て替えとやらで大工事の真っ最中。修復のために外が覆われているとかいうレベルではなく、参道から階段から全部掘り返してひっくり返してのまさに「建て替え」「一新」のための工事でした。
本堂や本尊もありません。寺務所だけが工事現場でよくみかけるプレハブの中にありました。そこで御朱印はいただくことができましたが。書いていただいたかたは年配の女性で、言葉数は少ないのですが振る舞いの上品な方でした。今回の筑波山 知足院 中禅寺 大御堂への参拝で、一番良い印象は、この方でした。
眺望がそれなりに開けている場所ですがやはり工事の荒々しさが上回ります。工事が終わり、本堂まで上がれるようになるとまた印象が違うのでしょう。

 

後で知ったのですが、知足院 中禅寺 大御堂は、東京文京区にある真言宗豊山派の大本山 護国寺の別院でした。

 

さて、筑波山 知足院 中禅寺 大御堂を出たのは 15:00前。次の茨城県土浦市にある26番札所 南明山 清瀧寺 清瀧観音に向かって出発しましたが、納経受付に間に合うかどうかと懸念しましたが、車で50分で到着できました。

 

筑波山 知足院 中禅寺 大御堂の基本情報

 

所在地

茨城県つくば市筑波748番地2

山号

筑波山

院号

知足院

寺号

中禅寺

宗派

真言宗豊山派

本尊

十一面千手観音

開基

徳一法師

創立

延暦元年(782)

電話

029-866-0126

札所

坂東三十三所観音霊場 25番札所

その他

筑波山 大御堂(おおみどう)

納経時間

 (夏)8:00-17:00
 (冬)9:00-16:00
駐車場:あり

 

 

 

 


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筑波山神社には多くの観光客が訪れますが、この大御堂(おおみどう)を訪れる人はあまり多くはありません。徳一法師が筑波山に「中禅寺」を建てたのは延暦元年(782)といわれています。そして江戸時代には神社・寺が一体となって徳川幕府の庇護を受けてきました。特に現在神社の入り口に残されている随神門や御神橋は家光が寄進したものですが、明治になり神仏分離令により寺(中禅寺)は壊されてしまい、家光が寄進した鐘楼は...