1年に9月の中旬三日間を使って行われるお祭りです。各町ごとに提灯・神輿を活で白河市の町中を練り歩くお祭りです。鹿嶋神社をスタート、一番の見どころの一つは祭りの初めと終わりに見られる川渡です。がっしりした体つきの成人男性がふんどし姿で、神輿を担ぎ川を渡る姿はまさに「水も滴る良い男」、興奮ものです。第二の見どころは和服姿の初老方。川渡が”動”ならばこちらは”静”。提灯片手に神輿の後ろをゆっくりと歩く姿は、若者には出せない一種の艶めかしさを感じさせ、おじ様好きの方にはたまらないのではないでしょうか。そして最後の見どころは、夜道に浮かぶ提灯の数々。提灯一つ一つの絵柄は町ごとに異なっており、様々なデザインの提灯があたりを灯す風景はお祭りの賑わいと相まってどこか別の世界に迷い込んだのではないかと錯覚させるほどです。
じゃむぱん (20代女性) 2015年9月