如宝寺

郡山市堂前町にある如宝寺の七日堂まいりは、毎年1月6日〜7日にかけて行われる如寳寺馬頭観世音の祭礼です。「馬が駆けるように早く願いごとがかなう」といわれる伝統行事で五穀豊穣や交通安全、合格祈願など、毎年1年の幸せを願う10万を超える多くの参拝客でにぎわいます。また参道には、ダルマやまさるなどの縁起物を売る露店や屋台が立ち並びます。我が家では毎年6日の夜にしめ縄や鏡餅などのお正月の飾り物の処分も依頼するため七日堂まいりに行くことを恒例としていますが、今年も夕食を食べた後の午後9時過ぎに如宝寺を訪れてみると参拝客が参道からあふれかえり、この時期だけ歩行者天国となっている道路にまで多くの方が並んでいました。毎年この七日堂まいりに来て思うのは、参拝まで相当の時間を要しますが立ち並ぶ露店などには見向きもせずに皆さん黙々と順番を待って並んでいることです。参拝が終わるまでは買い物などはしないと決めているんですね。また行列に割り込んだりする人や並ぶのを諦める人もほとんどいないことも大きな特徴です。地元の人にはそれほど大事にされている伝統行事なんです。
aki (50代女性) 2017年1月6日の七日堂まいり


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