伊岐須 高宮八幡宮

7年前、高宮八幡宮の夏越祭に行ってきました。お正月から6月までの半年間の罪、穢れを祓い気持ちを新たに残りの半年を過ごす行事です。境内に茅の輪がありくぐって参拝するのですが、希望者はお祓いを受けることもできます。普通、祈願の時は神主さんが全て祝詞を唱えるのですが、この時は大祓詞を祈願者も一緒に唱えます。それは自分自身で祓うのが一番良いという宮司さんの考えによるものです。その後人形で体を擦って穢れを移し、火で燃やし茅の輪をくぐります。茅の輪をくぐる時も「水無月の夏越しの祓えする人は、千歳の命延ぶというなり」という和歌を唱えます。自分で大祓詞を唱えるのはなかなか経験がなく戸惑われる方もおられますが、自分で祓うのは新鮮で背筋がよりピッと伸びた気持ちでした。
さくちママ (40代女性) 2012年7月


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