杉本神明神社

愛知県と岐阜県の県境にある豊田市杉本町。ここにある神明神社では、秋の大祭があります。小さな神社で行われるお祭りの見所は、この地域で受け継がれている郷土芸能の棒の手です。豊田市無形民俗文化財指定の郷土芸能で、この地域では3つの流派があります。棒の手とは,2mほどの棒,50pほどの(たち)と呼ばれる棒,鎌、なた等の道具を使い相手と組み合う芸能です。神明神社では、藤巻剣籐流という流派で保存会の人達が受け継いでいます。地元のお祭りだけでなく、豊田市のお祭りやイベントにも呼ばれ披露しています。秋の大祭では、保存会によるお囃子と棒の手、火縄銃が披露されます。地元の小学生による棒の手もあり、演技が終わると(おひねり)が飛びます。地元中心のお祭りですが、通りすがりの人も見に来たりします。神社入り口の鳥居横の樹齢1100年(伝承)の貞観杉(じょうかんすぎ)という巨大杉は幹回りが11mほどあり、迫力あります。
By hasimi (40代女性) 体験時期:毎年10月の第一日曜日


----------------------------------------------------