愛知県犬山市の大縣神社は、西暦には鎮座していたという、とても古式ゆかしい神社です。曽祖母は、病気ばかりで、苦しんでいる私を膝に置いて「大丈夫だよ、神様が助けくれるよ」と何度も何度も言い続け、背中をぽんぽんと叩いてくれた。その神様が、大縣の大神様だった。曽祖母は毎日、毎日、祈りに行ってくれた、どんな日でも、毎日、毎日。そんな曽祖母が亡くなって、今度は、私が病気で苦しむ祖母の為に、毎日、毎日、祈りに行った。満願の日に風もないのに神前の鈴が鳴った。それから、祖母は食事が口に出来るようになり、92歳で曽祖母の元に行った。辛い時、悲しい時、うれしい時、楽しい時、いつも、大縣の神様に会いに行く。いつの間にか、有名になって観光バスが何台も来ていたりするが、私には、昔も今も変わらない心の基盤です。
By 葛の葉 (40代女性)
経験・体験の時期:2016年1月15日
曽祖母が私を膝に置いて 大縣神社 愛知県犬山市関連ページ
- 戌の日 大縣神社 愛知県犬山市
- 子供ができないと病院で診断され、体外受精を受けることになった際、この神社で子供ができるようにとお参りに